燕市議会 2017-09-08 09月08日-一般質問-02号
戦前からの金属洋食器を始め、戦後の新産業として取り組まれた金属ハウスウエアは、燕の基幹産業として国内外にその実績をとどろかせ、両業界とも燕市に全国組織の工業組合の本部を設立するほどに発展してきております。
戦前からの金属洋食器を始め、戦後の新産業として取り組まれた金属ハウスウエアは、燕の基幹産業として国内外にその実績をとどろかせ、両業界とも燕市に全国組織の工業組合の本部を設立するほどに発展してきております。
現在、日本金属洋食器工業組合、日本金属ハウスウエア工業組合、越後中央農業協同組合の3組合と協議をさせていただいております。現在は洋食器関係や飛燕米などを予定しておりますが、今後はふるさと燕応援寄附金に賛同し、ふるさとを懐かしんでいただける品物や燕市のPRにつながるお礼の品として提案してくれる事業者や品物を「広報つばめ」や市のホームページで募集したいと考えておるところでございます。
それまで燕市産業界の中核としての洋食器、ハウスウエアとともに急速に成長してきた金型産業界は、その設備投資需要、雇用、担税能力など燕市を支える重要な柱となってまいりました。しかし、現在自動車産業を筆頭に急激に進んだ円高もあり、急速に海外シフトが始まり、その影響が金型産業に及んでおります。燕市が金属加工のまちであり続けるためには、どの分野も欠かすことはできません。
燕にも金属洋食器があり、ハウスウエアがあります。しかし、次の世代のリーディング産業、地域経済の牽引役がまだ頭角をあらわしたと言えるまでにはなっておりません。このままでは県央は自主独立が困難になり、新潟、長岡両市の間でベッドタウン化してしまうのではないでしょうか。次世代のリード役、リーディング産業を育成するためにもある程度の都市規模は必要なのではないでしょうか。
金型も30%近く、金属ハウスウエアも30%、作業工具37%で、12月のうちにそれ以上に落ちています。たまたま私が見たのは11月分なものだけど、12月分をこの前見ても、ずっと落ちています。市の商工観光課のほうではこれをとらえてありませんか、今現在、昨年と比べてどのぐらい落ちているでしょうか。前月比よりも去年と比べてどれだけ落ちているかわかったら聞かせていただきたいと思います。
燕市は、金属加工技術の集積地としてステンレスを材料とした金属洋食器、金属ハウスウエア製品が国際的にも高い評価を受けてきたところでありますが、今後ともこの高い技術力を背景に従来の使いやすさに加え、スタイリッシュでデザイン性の高い製品開発が必要であるとともに、ステンレス加工、またチタン加工とも技術自体の情報発信による受注の拡大が不可欠であると認識しております。
また、地場産業である金属洋食器は、一部デパート向けの高級品に動きが見られるものの、金属ハウスウエアでは従来製品に厳しさが見られるなど、総じて低調な動きとなっております。さらに、一般金属プレス加工や板金加工、溶接加工関連では、企業の技術や設備等によって新規受注において差が出ておりますが、さらにその差は広がりを見せている現状でもあります。